通常の人は睡眠中は尿量が少ないよ

通常の人は睡眠中は尿量が少ないように調整をするようになっています。それは、脳にある「下垂体」から「バソプレシン」という名の抗利尿ホルモンが昼よりも夜に多目に作られ、尿量を少なくするよう浸透圧を整えているからです。
生後すぐの赤ん坊は18時間くらい眠り、起きている時間は6時間ほど。生後約半年で少しずつ目覚めている時間が伸び、幼児期で10~12時間、小学校にあがると10時間弱眠る子が多いのです。
夜に眠りについている間には、脳の下垂体より成長に関与する成長ホルモンの分泌が促されるので、とりわけ子どもにとっては十分に寝る事は肝要です。
「寝る子は育つ」という事は、脳科学的観点からも正しいというわけです。
おねしょをする子は多くの場合バソプレシンの分泌不足です。
そういう子どもの場合、夜に無理やり起こし排尿させると、ますますリズムが崩れてしまうので、早寝早起きをして、昼は身体を使い眠りにつくという規則正しい生活にすると、小学校に上がるまでには治るでしょう。
成長ホルモンの放出は20歳をピークにして年を経るにつれ減りますが、大人になっても夜の睡眠中には作られています。成人のケースでは、このホルモンは、昼間に酷使した筋肉の復旧など、体の状態を元に戻す役割を行っています。